XF-88A 46-0526

Manufucturer Designation Name Remarks No/B
McDonnell XP-88 XF-88に改称
McDonnell XF-88 試作機 当初アフターバーナー無し 開発中止 1
McDonnell XF-88A 試作機 アフターバーナー搭載 開発中止 1
McDonnell XF-88B ジェット/ターボプロップ混合機 開発中止 1(CV)

 第2次大戦中から爆撃機護衛戦闘機の必要性を感じていた陸軍航空隊は、XP-81の性能が芳しくないことから1946年前半に長距離侵攻ジェット戦闘機を各社から募集し、McDonnellの案はXP-88として1946年6月20日に試作発注を受けた。2基のエンジンはメンテナンス性を考慮して胴体下面に並列に並べられ、少しでも搭載燃料を増やすためにテールを長く伸ばし、その上に尾翼を取り付けるデザインだった。当初はV字尾翼が計画されていたが、風洞実験の結果ロールとピッチの安定性が不足することがわかり通常の尾翼に改められた。

 1号機 XF-88は1948年10月20日に初飛行、様々な改修を加えながら飛行特性は改善されていったが、エンジンの推力不足により速度、上昇率は話にならならず、YF-93A(F-86C)の採用が決定したことから1948年12月に開発中止となった。ところが1949年2月にF-93A契約は取り消しとなって1950年6、7月に改めてXF-90A,YF-93Aと飛行試験による性能比較が行われた結果、1949年4月26日に初飛行した2号機 XF-88Aにアフターバーナー付きエンジンを搭載したことで性能が改善されていたこともあって8月15日に逆転採用となるも喜びもつかの間、朝鮮戦争勃発により既存機種の量産が最優先されたことから長距離侵攻戦闘機計画は立ち消えとなり、XF-88もキャンセルとなった。

 1号機は1949年10月にジェット/ターボプロップ混合機XF-88Bへの改修が始まったが、2号機が損傷したことから中断され、1950年6月からその代役を務めていた。不採用決定後改めて改修され1953年4月24日から1956年まで飛行試験が行われたが、数年後にパーツ供給源となっていた2号機共々スクラップとなってしまった。XF-88は量産されることは無かったが、その基本的スタイルは後のF-101F-3,F-4へ受け継がれることとなった。
Fighter Index
XF-87F-89