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North American F-95 Dog Sabre
F-94 YF-96
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Manufucturer Designation Name Remarks No./B
North American YF-95A Dog Sabre 旧称YF-86D YF-95Aに改称後YF-86Dに再改称 2(CV)
North American F-95A Dog Sabre 最初のF-86D 122機が生産前の一時期F-95AとなったがF-86Dに再改称 0
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 空軍は当時開発中だった全天候迎撃機F-89の開発遅延から1948年にLockheedにF-80をベースにした迎撃機の開発を要求し(後にF-94となる)、更にNorth AmericanにはF-86をベースにした機体の開発を指示した。それによりNorth Americanは5月からF-86Aの全天候迎撃機型の研究を開始、7月には2機のF-86Aを改修したYF-86Dと122機の量産型F-86Dが契約された。最大速度を高めるためエンジンがアフターバーナー付きのJ47に換装され、それに伴い胴体が若干太く長くなった。その他オールフライング式水平尾翼、より鋭角になった後退翼、増積された垂直尾翼、上に開くキャノピーに変更され、またレーダーを搭載しノーズコーンを取り付けたため、この外観からDog Sabre又はSabre Dogと呼ばれた。これらの大幅な改修によりF-86Aとの共通点は25%となり、殆ど別機になったことから12月の初飛行時にはYF-95A/F-95Aと改称されていたが、朝鮮戦争の戦費がかさみ、新規開発とするより既存機の改修としたほうが予算が獲得し易いことから1950年7月には再びYF-86D/F-86Dに戻された。エンジンが強力になったことからF-86Aよりも速度性能が向上し、1952年に11月19日には698.505mph、1953年7月16日には715.697mphの世界速度記録を樹立したが、一方航続距離は低下している。

 武装は機関砲を全廃しマイティマウスロケット弾24発となり、敵爆撃機をロックオンした後はE-4火器管制装置の指示に従い飛行し、発射2.5秒前になると自動的にロケット弾ポッドが引き出される。発射し終わった後は衝突を避けるために退避行動をとる必要がある。この高度な火器管制装置であるE-4と、パイロットがE-4の操作に専念できるように採用されたエンジン自動コントロール装置により単座化が可能となったのであるが(他の迎撃機F-82,F-94,F-89はパイロットは操縦に、オペレーターは複雑な火器管制装置の操作に専念できるように複座になっていた)、E-4の操作は非常に複雑で、航空自衛隊パイロットをして「腕が3本必要、いや3本でも足りないかもしれない」と言わしめた。またE-4も真空管を多用したエンジン自動コントロール装置も故障が多く、稼働率低下の要因となった。

 1956年10月にはSAGEデータリンク装置とF-86F-40の主翼を装備したF-86Lが初飛行し、D型から約800~900機が改修され北米大陸防空軍団で使用された。その後後継機であるF-102Aの戦力化に伴い1958年4月までに退役、一部は州航空隊へ移管され1961年6月まで使用された。また余剰機は日本、デンマーク、ギリシア、フィリピン、トルコ、ユーゴスラビアに供与された。日本は米軍で余剰となったF-86Dを122機購入し1958年から運用を開始したのであるが、その時点で既に米軍では役目を終えつつあり、North Americanの生産もF-100に移行していたためたちまち部品供給に支障をきたすようになり、僅か10年弱で退役に追い込まれた。なお輸出用として火器管制装置をグレードダウンし武装を機関砲に変更したF-86Kが存在し、主にNATO諸国で使用された。



   
  F-86D-1-NA 50-0477
National Museum of the United States Air Force
Wright Patterson AFB,OH
F-86D-40-NA 52-3863に擬態
生産前の一時期F-95Aとなっていた
 
 
 



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