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F-4 F-6
Index
Manufucturer Designation Name Remarks No./B
Northrop YF-5A Freedom Fighter N-156F 自主開発の試作機 2
Northrop YF-5A Freedom Fighter 試作機 1
Northrop F-5A Freedom Fighter 621
Northrop RF-5A Freedom Fighter 89
Northrop F-5B Freedom Fighter Aの複座練習機型 134
Northrop F-5E Tiger II 1144
Northrop RF-5E Tiger Eye 偵察機 12
Northrop F-5F Tiger II Eの複座型 233
Northrop Grumman F-5F Franken Tiger 海軍F-5Fとスイス空軍中古F-5Eの合成機 3(CV)
Northrop F-5G F-20Aに改称 (3)
Northrop RF-5G Gの偵察機型 計画中止 0
Northrop Grumman F-5N Franken Tiger 海軍F-5Eとスイス空軍中古F-5Eの合成機 41(CV)
戦闘機
Fighter
P-59
XP-79
F-80
XP-81
F-82
XP-83
F-84
XF-85
F-86
XF-87
XF-88
F-89
XF-90
XF-91
XF-92
YF-93
F-94
YF-96
XF-98
XF-99
F-100
F-101
F-102
XF-103
F-104
F-105
F-106
F-107
XF-108
F-109
F-110
F-111
F-117
F-1
F-2
F-3
F-4
F-5
F-6
YF-7
F-8
F-9
F-10
F-11
YF-12
F-14
F-15
F-16
YF-17
F/A-18
F-20
F-21
F-22
YF-23
F-35


 F-5はNorthropが独自に開発した高等練習機/中小国向け輸出用軽戦闘機N-156がベースとなっており、この機体はXB-72の小型で推力重量比の高いエンジンの改良型を搭載し機体を非常に小さくすることに成功していたが、1956年6月に練習機型N-156TがT-38として採用が決まったものの空軍は軽戦闘機に全く興味が無かったため戦闘機型N-156Fはなかなか採用されなかった。1958年5月に漸くN-156Fは3機が発注され、1959年7月30日に1号機が初飛行し音速も超え、良好な離着陸性能を示し燃費もよかったが3号完成前の1960年8月に開発中止を宣告された。その後1962年に陸軍が興味を示しテストを行ったが、陸軍が固定翼機を装備することを快く思わない空軍の反対で採用には至らなかった。しかし共産国にMiG-17/19が満ち溢れてくると、F-104も装備できない小国がこれに対抗できなくなる恐れがあることから1964年4月25日に軍事援助用として採用が決定し、8月9日にはF-5の名称が与えられた。

 F-5A/Bは安価でシステムが簡素なため信頼性が高く整備性もよく、何よりもあらゆる速度域で優れた安定性と機動性を発揮し、小国空軍にはうってつけの機体だった。最高速度はMach1.4と低めであったが、その当時の流行だったMach2での高速飛行を実戦で行うことは皆無であったため問題にはならなかった。F-5A初号機は1964年4月WilliamsAFB,Arizonaに届けられまずイランと韓国が訓練を開始、その後ノルウェー、ギリシア、台湾、スペインと続いた。それ以外にもフィリピン、タイ、トルコ、エチオピア、南ベトナム、モロッコ、リビア、サウジアラビアにも供給され、イエメン、パキスタン、ヨルダンも他国の余剰機を導入した。またカナダ、オランダ、スペインでライセンス生産され、ベネズエラがカナダ製機を導入した。また武装を残しながら機首に偵察カメラを装備したRF-5Aはイラン、ギリシャ、モロッコ、ノルウェー、韓国、南ベトナム、タイ、トルコで採用された。

 空軍は自らF-5を運用する意思は無かったが、ベトナム戦争で大型機のCentury Seriesが思うように機能しなかったことからスコシ・タイガー作戦(スコシは日本語の「少し」で、「小さな」と間違えて用いられた)で12機のF-5Aが空中給油装置、防弾板、空中投下式パイロン、改良された降着装置、フラップなどを装備し(非公式にF-5Cとも呼ばれる)1965年10月25日からベトナム戦争に性能評価のため攻撃任務に投入された。F-5はペイロードは少ないもののそれを高い稼働率で補い、機体が小さく機動性も高いことから被弾率が非常に低かった。約5ヶ月の作戦中損失は僅か1機と低脅威度空域では結果を残したが、反面全天候能力/電子妨害装置の欠如とペイロード/航続距離の不足から1966年4月からの高脅威度空域での作戦では1年間で8機もの損失を出し、機体は1967年に南ベトナムへ引き渡されて運用は見送られた。結局空軍はF-5ではなく海軍で実績を持つA-7を採用することになった。

 1970年1月に空軍はMiG-21に対抗できる新しい海外供与用戦闘機計画を発表し、11月20日にF-5A/Bの改良型が採用された。F-5E/F Tiger IIと名づけられたこの機体はエンジン強化により速度、機動性が向上し、レーダーをはじめ各種アビオも搭載して対空、対地攻撃能力も上昇しており、またF-5A/Bと部品、治具、設備の大部分を共用化することにより各種コストも低く抑えることができた。F-5E/Fはそれぞれ1972年8月11日、1974年9月25日に初飛行し、南ベトナム、韓国、イラン、ブラジル、サウジアラビア、エチオピア、ヨルダン、チリ、スイス、インドネシア、、ケニア、タイ、シンガポール、モロッコ、マレーシア、スーダン、メキシコ、チュニジア、バーレーン、ホンジュラスで導入され、イエメンがサウジの余剰機を購入し、台湾ではライセンス生産された。また偵察機型RF-5Eはマレーシアとサウジアラビアで採用された。これらの機体は様々な近代化改修を受けながら今でも小国の貴重な戦力となっている。

 空軍/海軍ははベトナム戦争での空中戦における撃墜率が低かったことから異機種間空戦訓練を開始したが、1975年に南ベトナムが滅亡するとその余剰F-5 77機をMiG-21をシミュレートする機体として採用した。その後F-5飛行隊はアジア、ヨーロッパにも展開し、アメリカ軍パイロットの技量向上に貢献したが、機体の老朽化と予算削減により空軍では1990年、海軍では1996年に退役した。海兵隊は1986年にF-21AでAdversary飛行隊を結成したが、1989年に同機をイスラエルに返却、空軍で余剰となったF-5E/Fを装備している。

F-5E 74-1553



YF-5A-NO 59-4987 (N-156F)
The Museum of Flight
Seattle,WA
YF-5A-NO 59-4989
National Museum of the United States Air Force
Wright Patterson AFB,OH

F-5A-30-NO 66-9207 (Norway)
Western Museum of Flight
Hawthorne,CA

元ノルウェー空軍機
F-5B-5-NO 63-8440
Hill Aerospace Museum
Hill AFB, UT


F-5B-5-NO 63-8441
Octave Chanute Aerospace Museum
Rantoul,IL

T-38A Thunderbirdsに擬態
F-5B-5-NO 72-0441
Pima Air & Space Museum
Tucson,AZ


F-5E 73-1640
Hill Aerospace Museum
Hill AFB, UT
元南ベトナム空軍機
F-5E SSBD (741519)
Valiant Air Command Warbird Museum
Titusville, FL

F-5E 741529
Joe Davies Heritage Airpark
Palmdale,CA
F-5E 74-1556
Evergreen Aviation & Space Museum
McMinnville,OR

F-5E 741558
Veterans Memorial Air Park
Fort Worth,TX

F-5E 741572
Naval Air Station Wildwood Aviation Museum
Rio Grande, NJ
映画「TOP GUN」にMiG-28として出演

   
  F-5E 76-1638
Yanks Air Museum
Chino,CA
元台湾空軍機
F-5E 78-0032
Classic Aircraft Aviation Museum
Hillsboro, OR

元台湾空軍機

 

RF-5E 前胴 静強度試験機
Western Museum of Flight
Hawthorne,CA
F-5F 77-0339
Classic Aircraft Aviation Museum
Hillsboro, OR

元台湾空軍機
 
 
F-5N 761571
Air Power Expo 2014
NAS Fort Worth Joint Reserve Base, TX
F-5A/B,T-38 1/7風洞実験モデル
Western Museum of Flight
Torrance,CA



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