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AGSS-569 アルバコア級潜実験水艦1番艦 実験潜水艦アルバコア

 アルバコアとはビンナガマグロ。1952年3月15日にメイン州キタリーのポーツマス海軍造船所で起工、1953年8月1日進水。

 第二次大戦後、アメリカ海軍は長期間の潜水隠密行動を可能とする原子力潜水艦の研究を開始したが、水上よりも水中での高速性、高機動性を実現するのに最適なティアドロップ(涙滴)船体を風洞テストから導き出し、その実験のためにアルバコアを建造した。対潜水艦戦評価、プロペラ、舵面、ブレーキなどのテスト、ポリマーと真水を混合した抵抗現象の研究などに使用されたが、頻繁に発生するディーゼルエンジンの故障に悩まされ、更なるエンジン換装計画はキャンセルされ1972年9月1日に退役した。その成果は通常動力型のバーベル級、次いで原子力潜水艦スキップジャック級に生かされた。

 生まれ故郷のポーツマスに展示されています。ポーツマス港からこの場所に移動するのに道路を切断したり座礁したりと1年もかかって、漸く終の棲家にたどり着くことができました。機体内部は一直線で前後の魚雷発射管が無いことをのぞけばバラオ級、ガトー級、テンチ級に似ています。。
 
  AGSS-569 アルバコア級潜実験水艦1番艦 実験潜水艦アルバコア



入ると水兵室

前部脱出ハッチ



隙間に缶詰

士官烹炊所


士官食堂 艦章

士官室 オフィス


無線室 トイレ




潜望鏡 コントロールステーション

コントロールパネル




マスタージャイロコンパス


水兵烹炊所

装甲操舵室

水兵食堂

水兵室

ランドリー

シャワー

デッキ下

無線室 エンジンルーム



後部脱出ハッチ 操縦室

発電室








X船尾 二重反転プロペラ


   


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