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Home > Aircraft > Aircrafts Index > Fighter > XF-91
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Manufucturer |
Designation |
Name |
Remarks |
No./B |
Republic |
XP-91 |
Thunderceptor |
XF-91に改称 |
0 |
Republic |
XF-91 |
Thunderceptor |
開発中止 |
2 |
Republic |
XF-91B |
Thunderceptor |
レーダー、武装強化型 計画中止 |
0 |
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陸軍航空隊は1945年12月に超音速迎撃機の要求仕様をメーカーに提示したが、目標値が厳しく当時の非力なジェットエンジンでは達成することが難しかったため、Republic社はジェット/ロケットの混合機を提案、1946年5月にXP-91として採用された。高速性能を達成するためには後退翼が必須であったが、当時はまだ後退翼の開発は始まったばかりでドッグトゥースや整流板のような翼端失速を防ぐ有効な手法は見つかっておらず、本機では翼端に行くほど厚みが増し幅が大きくなる逆テーパー翼を採用、それにより主脚は容積を広く取れる外側への引き込み式且つタンデムダブルタイヤとなった。また離着陸性能向上のために主翼角可変機能を持つ。なお胴体は開発中だったF-84Eを流用している。
1948年にXF-91と改称された機体の開発は順調に進み、1949年5月9日に初飛行、狙い通り飛行特性は極めて良好で、特に低速飛行時の安定性と操縦性は抜群でチェイス機のF-86Aが随伴できないほどだったが、まだCurtiss Wright社のロケットエンジンは完成しておらず高速飛行はできなかった。その後機首ににレドーム追加の改修が行われF-89にも搭載されたE9火器管制装置とロケット弾をを搭載している。結局ロケットエンジンの開発は失敗に終わったため推力の劣る別のエンジンを搭載、それでも初の混合動力飛行となった1951年12月9日のフライトにおいて水平飛行でMach1.07を出し、一応戦闘機としては初めて音速を突破した機体となった。その後もテストを続け最高速度はMach1.71にまで達したが、この頃既に次の超音速迎撃機計画(後にF-102、XF-103、F-106となるが、レーダーを強化しAIM-4を搭載可能としたXF-91Bは候補に残らなかった)が始まっており、複雑な混合動力機で整備性が非常に悪く、航続距離も滞空時間も短い本機の存在価値は薄れ、間も無く開発中止となった。1号機はNational Museumof the United States Air Forceに展示、2号機は1951年に離陸に失敗し尾部を損傷した後V字尾翼に改修され、その後レドームを追加する際に通常尾翼に戻されている。飛行試験終了後はエドワーズ空軍基地消防隊の墜落機救助訓練に供された後スクラップ処分となった。 |
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